ABOUT METHOD
【カラダと意識の連動の価値】
どんなスポーツでもカラダを使います。ですから、カラダを思いのままに操ることは、スポーツの基本になります。
自分では水平/垂直/直角だと感じて腕を伸ばしたとき、その通りになっていなければ、正確にカラダを操縦できているとは言えません。
カラダを思いのままに操ること =意識と身体機能の連動は、スポーツでも大切ですが、そもそも生きる土台であるとも言えるとても大切な能力です。
カラダを操縦するのは「意識」です。『意識と身体機能の連動』は、生きる上での土台です。
スポーツやダンスはもちろん、DIYや料理、絵や字をかくなどなど…、様々なことにも関わります。
日ごろから訓練しておけるとよいですね。
◎身体表現について
まだ話すことができない赤ちゃんが発する言葉は、まだ「音」です。
その音は言葉になる以前の想いや感情を表現しています。
あいうえおメソッドの全ての形は、この「音」そのものに対する身体の反応を、わかり易い記号として表現しています。
例えば、「ガッガッガッ!という音を感じたカラダを表現してください。」と言われた時、あなたのカラダはどのように反応するでしょうか?
両手指の第二関節を折り曲げたりしませんか?
こうした「音」そのものが持つ抽象的なイメージと、カラダの動きを素直に連動させていくことは、ありのままの自分を表現していきたい私たち人間にとって、その実現に向けた有効なコミュニケーションスキルの一つなのです。
◎子音ポーズのポイント!(※母音子音表参照)
か行: 肘を直角に。
さ行: 腕〜指先を水平に。
た行: 腕を水平、手首を90度。
な行: 拳を下に曲げ脇を閉める。
は行: 肘と手首でカーブをつくり指先を上に。
ま行: 両手の指を合わせる。
や行: 手のひらを上向きに水平に。
ら行: 肘と手首を曲げる。
わ行: 手を結んで綺麗な円をつくる。
ん : 拳をみぞおちの前に。
はじめは鏡や写真/動画で、自らのポーズが正確に整っているかを確認しながら、
自分のイメージと身体が同期するよう訓練しましょう!
【骨盤の価値を知る】
「あいうえおメソッド」は、自身の骨格のバランスを知るためにも活用できます。
姿勢の崩れは、肩こりや腰痛などのカラダの不具合の根本原因のひとつになるので、自身の骨格バランスを知ることはとても大切です。
あいうえおメソッドを活用し「あ」「う」の姿勢を使って、骨盤の前後のバランスを、「い」の姿勢を使って左右のバランスをセルフ診断できます。普段なにげなく付き合っている骨盤ですが、じつはほとんどの人に「クセ(=タイプ)」があります。
ご興味のある方は、あいうえおメソッドを使った「骨盤タイプセルフ診断」を用意しましたので、ぜひ、お試しください!
身体の要である骨盤を意識的に機能させることで、骨格のバランスが安定し、正しい姿勢を保ちやすくなります。
あいうえおメソッドは、骨盤と背骨の動きに注目をして考えられており、骨格バランスを整えることに活用できます。
無意識的な骨盤のゆがみは、姿勢の崩れの根本原因であり、姿勢の崩れが、肩こりや腰痛などに代表される、身体機能の不具合を引き起こす根本原因の一つとなります。
じつは、無意識的な骨盤のゆがみは多くの人がもっています。
それを自覚し意識することで、よりリラックスした状態で、質の高いパフォーマンスを発揮することができます!!
まずは、あいうえおメソッドを使った「骨盤タイプセルフ診断」をしてみましょう。
セルフ診断によって、骨盤のクセの改善と同時に、「自分で観る=内観する」という技術が育っていきますよ。